0系、100系と来たら次に来るのは当然、300系です。
と、この300系。我々が普段見掛ける300系と違うのは御存じでしょうか?
そう、このエラみたいなものが付いています。しかもライト周りが怖いし…
この300系は300系9000番台と言って300系の先行試作車に当たるのです。1990年に導入され、初期は実験車両として、後期は通常の旅客輸送に使用されました。
このエラの様な物はプレスラインといい、量産車と大きく違う外見上の特徴です。ライト周りも角張ってキリッとしているのが量産車との違いですね。後は運転席窓の形状がが違ったり、実験的要素の強い車両です。
左が9000番台、右が量産車。
遠目ではほとんどわからないと思いますが、近くで見ると意外にも印象が変わります。
車内。照明なんかは大分とN700系っぽいですが、シート自体は100系からの通常進化バージョンみたいです。
そして懐かしアイテムがコレ、公衆電話です。そうか~昔は携帯が無かったんですよね。
トンネル内は使えないとか色々制約があったみたい(?)ですが、公衆電話で恋人や家族に電話をかける、というのもまた格別だったでしょうね。公衆電話だからこそ、という雰囲気もあったと思います。因みに後ろのテレホンカード販売機には700系が描かれたテレホンカードが商品見本として飾ってありました。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
こんばんは。いつもコメントありがとうございます;
> なるほど~。
> 9000番台と量産車は、近くで見ると、
> もっとよく見分けることができるのですか。
> 気になりますね。
9000番台自体はもう引退しているみたいですが、遠目だと気が付き難いですよね~。
私は9000番台は最近知ったので、あぁ、JR東海も色々と試行錯誤してたんだなぁ、としみじみ思った次第です。
> 300系ときたら、
> 私には「新しい」というイメージがあるのですが、
> もうこんなにも、落ちぶれてしまっているのですね。
> 時間の流れとは、悲しいものですね。
気が付けばもうN700系ですもんね。私も300系は新幹線の先端、というイメージでした。
私も300系とともに落ちぶれて衰退していっている気がします。