前回は貴船神社の奥宮に参拝しましたが、今回はその帰り道。
本宮へ参拝したいと思います。



全体的に「紅葉真っ盛り!」というほどでもないですが、綺麗に色付いている
樹は色付いているので、時々「あ、この樹綺麗じゃん」というのはあります。
そういう樹をチラホラ写していく感じでしょうか。

そして此処が
貴船神社の本宮です。
普段は、「京都の避暑地らしい」(実際寒かったし)ということしか意識
していませんでしたが、調べてみると絵馬の発祥の地と言われていたり
(元々は本物の馬を奉納していたらしいです)、丑の刻参り発祥の神社でも
あるそうです。
と言っても、元々丑の刻参りは「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に
貴船明神が貴船山に降臨した、というのが由緒で、純粋に「お願い聞いてください!」
というフツーの心願成就の方法だったそうです。平安時代でも夜、貴船神社
に参拝するのは、一般的なことだったとか。
しかし、時間が時間(丑の刻:午前2時)ということもあり、時間とともに
解釈が段々ずれていき、縁結びの地という一方で、縁切り、呪詛のメッカと
いう面でも有名になってしまったそうです。
祀られている
高龗神(や貴船明神)からしたら「マジで?!」みたいな
話ですよね。
自分の性格(高龗神は水の神様)と全く知らない性格で有名になり、その手の
参拝者(?)も増えて「あの人を呪って下さい」とか言われても「訳が解らないよ」
みたいな。

水占斎庭(みずうらゆにわ)。
水が湧いている岩肌が綺麗で撮ったのですが、どうやら本体はこの下の
水場にあるようで、その水場におみくじを浮かせて結果を見る場所だとか…



途中見つけた「写ルンです」の看板。朽ち果てた外見から見るに相当古いものです。
私が物心ついた時の写ルンですは、まだこれよりかはカメラに近い外見をしていた
ので、それ以前(20年くらい前)の物でしょうか。
とりあえず貴船神社は見ましたので、次はどうしようか…そう思いつつ、再びバスで
貴船口へ戻ります。