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今?えーっと、今ね、電車のデッキ。

これまで見てきた沢山の鉄道、風景、グルメをゆっくり綴っていきます。
今?えーっと、今ね、電車のデッキ。 TOP  >  2012年01月11日
月別アーカイブ  [ 2012年01月 ] 

尾鷲港

ヒアリングと商店街見学を終えた後は、この日の宿に向かいます。
その為には、先ず尾鷲港に行かねばなりません。

この日の宿があるのは、尾鷲市須賀利。昭和57年まで道路が通る
までは、巡航船のみが唯一の交通手段であったという陸の孤島で
した。そして、その巡航船も近く廃止されるという事で、先行きが非常
に危ぶまれる集落です。

商店街から歩いて数分で尾鷲港に到着。
巡航船の出発まで暫し待ちます。

DSC08521_convert_20120111135158.jpg

尾鷲港に並ぶ漁船群。
早朝には漁師さんがこの漁船に乗り、獲物を持って此処へ帰ってきて
そのまんまセリに直行です。尾鷲の原動力の1つといっても過言では
ないと思います。

DSC08522_convert_20120111134311.jpgDSC08519_convert_20120111134130.jpg

停泊中の海上保安庁の巡視船「すずか」。
国際港故か、武装を備えた1000トン級の巡視船も停泊し国土の守りに
就いています。

艦首前方の砲塔は放水銃、後方の砲塔は30ミリ機関砲と国土を脅かす
不逞の輩にも十分な装備。他にも赤外線捜索装置や、右側の写真にある
ヘリ甲板など、ありとあらゆる事態に対応できます。

隣国やテロ国家、そして何よりも動物愛護団体の名を借りた某国際テロ組織
も、近辺に出現する可能性もあるので、油断出来ませんが海上保安庁の方々
のお陰で、今日も尾鷲の海は平和だと感じた次第です。

そして25分ほどの時間を経て須賀利に到着です。

DSC08531_convert_20120111134513.jpg

須賀利港の様子。
真ん中左手の建物は小学校だそうです。
現在の人口は302人。しかも、年少者や若者がほとんど居ない集落。
昔は、桑名から「赤須賀線船」という船が来て、日用品などを購入出来た
為今よりも栄えたそうですが、その隆盛も今は昔…

DSC08535_convert_20120111134918.jpg

我々が乗ってきた巡航船。
1915年に運行を開始した老舗の会社でしたが、1995年から第3セクター方式に。
乗降車数も8年で17000人から、6000人に減少するなど、厳しい経営が続いています。
今は、日曜祝日を運休にして赤字現象の努力を行なっているそうですが、もはや存続自体
危ういとかで…現在は1日4往復の運行です。

道路も通ったし、バスでも走らせて巡航船は廃止にすれば良いじゃないか。という風に
なるのですが、この須賀利町自体、尾鷲市となっていますが海を挟んだ飛び地であり、
陸路を使うには紀北町を通らねばなりません。そして、唯単にバスを走らせるといっても、
行政も関わってくると、尾鷲市と紀北町でまたややこしくなったりして、非常に難しいそうです。

後は単純に、巡航船のほうが所要時間が短い、という事が挙げられます。陸路だと必ず40分
以上掛かるそうなので、これは大きな問題ですね。通勤通学時の10分は貴重ですし、何より
お年寄りには長時間のバス乗車というのも負担になることでしょう。

それから単純にバス停になるような場所が、町内には見当たらないような気がしました。
中心部に乗り入れられないというのもまた厳しい物がありますから、そこをどう解決していくか
といった事も大事な課題になりそうです。
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[ 2012/01/11 17:32 ] 三重県 | TB(0) | CM(10)
プロフィール

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Author:KZ-1
鉄道メインで始めましたが、気が付けば旅行記っぽい感じに。
鉄道・旅行・ホテル・食べ歩きを柱にブラブラしてます。

最近、岡村靖幸にドはまり中のアラサー男。

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