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今?えーっと、今ね、電車のデッキ。

これまで見てきた沢山の鉄道、風景、グルメをゆっくり綴っていきます。
今?えーっと、今ね、電車のデッキ。 TOP  >  2010年08月15日
月別アーカイブ  [ 2010年08月 ] 

戦後65年目に思う

今日は2010年8月15日。戦後65年目ですね。

私は1990年と戦後45年目に生まれたので、昭和の年号すら体感していませんし、もう本当にあったのかどうかも解らない時に生まれ、現代を生きているという事になります。

で、私が知っている戦争というと、映像や本は元より、大きかったのは祖父の話ですね。一緒に入浴している時に話をしてくれたり、何か食べている時、一緒に寝ている時(特にお爺ちゃん子でした)にも色々な話をしてくれました。

夏の暑い日に空を見上げたらB-29が編隊を組んで飛んでいた話、食べる物がなくてサツマイモが常識。ツルまで食べて米や砂糖なんて本当に貴重で、偶に食べるうどんが唯一の贅沢、楽しみであった話(配給であったか自家製であったかは定かではないですが)、父が居ないながらも母と兄弟姉妹と過ごした話、戦時中だったけれど自転車が手に入って乗った話、そして自分の兄が戦死した話。

祖父の母、祖父の妹(私の大叔母に当たる訳ですね)、祖父の遺影と並んで、祖父に良く似た凛々しい男性の遺影があります。軍服姿(陸軍の軍装だと思います。襟章の星は2つ。一等兵でしょうか)で「恐らく、祖父の若い時の姿もこうだったであろう」という事を感じさせる顔です。

祖父からも「この人が兄だ」と良く聞かされていました。小さい頃は無遠慮に色々聞いた事ですが祖父はあまり多くを語りませんでした。幼かった事もあると思うのですが、それ以上に思い出したくない記憶なのだろうと感じたのは祖父が亡くなった後の事です。

何処でどの様に祖父の兄が亡くなったのかは解りません。戦死か病死か、大陸か南方か。残された家族に届くのは紙切れ1枚ですからね。実の息子を亡くした時、祖父の母はどう思ったでしょう、祖父は大叔母は何を感じたんでしょう。辛かったのかも知れませんし信じられなかったのかも知れません。だって、届くのは「戦死しました」という紙1枚。遺骨どころか髪の毛1本もないんですよ?信じろという方が無理でしょう。もしかしたら、残された祖父たちは「これは手違いで、きっと戦争が終われば帰ってくる」という僅かな期待を持っていたのかも知れません。

現在はその事は知る由もありません。願わくば祖父があの世で兄と会え、笑顔で語り合っていることを祈るばかりです。祖父の兄から「お前は孫に好かれて良かったなぁ。でも、耳たぶを毎晩触られるのは嫌だっただろ?」とか言われてて欲しいです。

あの戦争が正しかったとか正しくなかったとかは今でも議論されますが、日本は当時追い詰められていたのでしょう。これだけは事実です。そして取った手段が戦争という事で、そこはまた議論があるかも知れません。勿論、当時の軍部や政府に無能な役人や軍人もいたでしょう。分析を軽視し、精神論をいたずらに重視し、国力を疲弊させ、65年前の今日に至ったのは事実です。

しかしながら、忘れてはならないのはあの戦争で散っていった英霊が思った事は、国の事であり、故郷の事であり、仲間の事であり、愛する者の事であったということです。「お国の為に」-この言葉は決して天皇陛下や当時の大日本帝国だけの事を指していた訳ではなく、先に挙げたすべて物をひっくるめての事ではないだろうか、私は思うのです。散る間際、思い浮かべたのは愛する者の顔であり、声であり、仕草であり、一緒に過ごした色々な場面であり、故郷の四季であり、といった現代の我々にも共通する何気ない日常の場面だった筈です。そして、愛する者が1日でも、1時間でも、1秒でも良い。戦火から逃れ、平穏無事な生活を送って欲しい、この思いを胸に散っていったのです。

これらの英霊を非難する資格が誰にあるというのでしょう。ただ一途に愛する者の事を考え、少しでも幸せになって欲しい、少しでも長く生きて欲しい、それだけを考えて戦場に赴き、命を奉げて下さった先人を非難する事が現代に生きる我々に出来るでしょうか。

「ファシズムだ」、「あの戦争は間違いだ」、「日本は悪だ」とやたら大きな声を立てて叫ぶ人々が居ますが、その人々が現在、生きていられるのも先人が命を奉げてくれたからです。もっと言えば間接的な命の恩人に当たるかも知れません。その恩人に罵詈雑言を吐き、「自分達は美しい事、正しい事をしているんだ」と思い込んでいる人達。本当に我が国に必要なのでしょうか。私は常々、「こういう人たちは頭の軸がどこかズレているんじゃないだろうか」と感じるのです。「自分の国を愛せない」こんな国民として当然の事が出来ないのはおかしいですよ。世界中何処の国でもこんな状況になっている国はないです。ドイツですら「ヒトラーが悪かっただけ」という事で愛国心は今も持ち続けているというのに。何で自分の国が嫌いなのに日本に居るんですか?嫌いなら出ていけば良いじゃないですか。現在の状況がおかしいというのなら話は解ります。ですが、国の為に、国を守る為に散っていった英霊を非難するというのは私は絶対間違っていると思います。お角違いも甚だしいですよ。時間や財産ではなく、自分の命を賭けたのにそれを非難される、あなた方に想像出来ますか?自分がやられたら、顔真っ赤にして怒るくせに。

現代の姿を散っていった英霊が見たらどう思うでしょう。蛮族が住む野蛮な国に頭を下げ、なおかつ必要以上の補償をしようとする無能な現代の政府、それに追随する識者と称する人達。要らない情報しか垂れ流さないマスゴミ、狂っている教育者、我々の様に純粋な日本人の顔をして日本に居座り続ける「日本人では無い人々」…書くだけで○○が出てきますよ。○○○しい。○○○れば良いのに。○○○○ちろ。

もし、祖父の兄が私の目の前に現れたら、土下座をして「申し訳ありませんでした」と言うしかないです。

2010年8月15日、散っていった英霊に黙祷。


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[ 2010/08/15 01:17 ] 雑記 | TB(0) | CM(4)
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